派遣事業の概要

応募者の資格

  • 出発日現在、満16歳以上21歳までである事。ただし、派遣先の伝統や習慣によって当規定以外の年齢を指定される場合がある。
  • 語学力は相手国の基礎的知識を備えていること。少なくとも日常生活に困らない程度の英会話の能力を持っていること。高校生では英検準2級。大学生では同2級が望ましい。
  • 健康は海外生活に耐えうる体力を有することは当然のこと、アレルギーや宗教に関しても明確にしておく。
  • 応募者はライオンズ会員の子女、ノンライオンいずれでも可である。
  • 派遣生は日本を代表する親善大使であることの自覚をもつこと。YCE事業の目的を良く理解し、自立性、協調性、順応性、社交性などのほか、明るさ、礼儀正しさ等を持つこと。
  • 派遣生の出発から帰国までの間、病気や事故等に対して、同意文書である、賠償免責承諾書に保護者の自署が得られること。

派遣生の選考

派遣応募者は、スポンサークラブの予備選考を受けます。クラブは理事会の承認を得て地区に推薦します。また、一般応募の応募者は出身校を通じ、ハガキ又はFAXにより、住所、氏名を明記し、キャビネット事務局に申込み、必要書類を受取り、提出期限までに応募してください。

地区YCE委員会の選考手順

  • 面接、英会話テスト、提出された作文等の審査。
  • 親しい友人を作る熱意、異国の文化、習慣に順応する意志、言葉、歴史、文化等に対する関心があること。
  • 選考結果の通知は、選考後2週間以内にスポンサークラブ会長に通知し、合格者は派遣候補生となる。
  • 一般応募者については、同じく2週間以内にハガキにより出身校及び本人に通知する。
    注)地区YCE委員会は、応募地区或いは学校によって、適切なスポンサークラブを決めたうえで、通知をすること。
  • 派遣生の決定について、地区YCE委員会は、オリエンテーション実施6回前後によって最終選考を行い、適格者はオリエンテーション修了式で地区ガバナーによって決定され、スポンサークラブ会長に通知されて初めて派遣生となる。

地区及び派遣生の実務

  • 地区YCE委員会は、YCE海外担当窓口である複合地区及び、担当する旅行代理店等と緊密な連絡を図り、渡航スケジュールを作成する。
  • 地区は最終オリエンテーション終了後、壮行会を行うこと。
  • 派遣期間は、(夏・冬)で多少異なるが、概ね3?4週間で1?3家庭に分けて、引き受けられる。ホスト家庭が決まったらメールなどで交流を図るように努める。

派遣生(派遣候補生)の義務

  • 地区YCE委員会が行うオリエンテーションに必ず出席すること。健康上や、学校等の理由で 出席できない時は必ず届け出ること。
  • 地区YCE委員会以外でのオリエンテーションは原則として認めない。
  • 選考時、英語力が不充分な候補生は、英語塾等で必ず勉強すること。
  • 派遣生の旅行にはグループ毎に、リーダー、サブリーダーを指名し、別途オリエンテーションを行う。
  • 派遣生は、帰国後直ちにレポートをスポンサークラブ及び地区YCE委員会に提出すること。
  • 地区YCE委員会並びにスポンサークラブは帰国報告会を開催する。派遣生は体験発表をすること。
  • 派遣生は帰国後、3年間は自動的に「YCE派遣生OB会」の会員となり、派遣生の指導や来日生との交歓に当るなど、地区YCE委員会、スポンサークラブのYCE活動に協力すること。また、来日生の受入れホスト家庭として、出来得る限り協力しなければならない。

派遣、受入れ共通事項

  • 旅行中の海外旅行傷害保険加入の確認は地区YCE委員会で行う。
  • 車両(自動2輪含む)の運転及び煙草、アルコールは絶対禁止、地区YCE委員会並びに単一クラブは、厳重に注意すること。
  • 単独の外泊、外出および金銭の貸借禁止、地区YCE委員会並びに単一クラブは、厳重に注意すること。
  • 国際電話の無断使用禁止(コレクトコールは申し出による)、地区YCE委員会並びに単一クラブは指導すること。
  • 帰国前にレポートの提出。地区YCE委員会並びに単一クラブは指導すること。
  • 来日生のみやげ物は3万円以内とし、2ホストの場合は折半とする。地区YCE委員は指導すること。